Classi開発者ブログ

教育プラットフォーム「Classi」を開発・運営するClassi株式会社の開発者ブログです。

Classi初の新卒データサイエンティストが研修を終えて

こんにちは、今年の4月にClassi初の新卒データサイエンティストとして入社した白瀧です。 私が入社して2ヶ月強の新卒研修を終えた振り返りを書きたいと思います。

アウトプット会をgatherで開催した時の図

新卒研修をやるにあたっての私の心構え

新卒入社前にインターン生としてデータAI部にjoinしていたため、データAI部でのオンボーディングや研修は済んでいました(インターン内容はインターン体験記に書いています)。そのため新卒研修ではエンジニア研修に参加する形になりました。
学生時代はPython, R, SQLくらいしか触ったことがなく、エンジニアっぽいことを全くしたことがない状態でした。(なんなら避けてきてました…)

エンジニア研修をやることで以下のようなメリットがあると考えました。

  • 今後のキャリアを考えるとエンジニアのスキルもあると良さそう
  • 各言語やサービスでどういうことができるのかを知っておくと視点の幅が広がりそう
  • コードをなんとなく読める状態にしておくとできることの幅も広がりそう、エンジニアと多少の会話ができそう
  • データサイエンティストとしてのキャリアで進んだら、今後経験できる機会がなさそう

この考えから、とにかく知見を増やすことと、幅広く体験してみることを意識して研修を受けるようにしました。

新卒研修の内容

新卒研修を進めていく中で、先輩エンジニアが新卒それぞれにサポーターとして付いていただき、いつでも質問ができるような環境でした。 新卒研修での主な内容は以下になります。

  • Git & GitHub
    • 今まで個人開発が多く、割と適当に使っていたので体系的に学び直すいい機会だった
  • HTTP + Webセキュリティ
    • アウトプット会の実施
  • HTML & CSS & JavaScript
    • 自己紹介ページの作成(人生初のwebページ作成)
  • AWS
  • Ruby on Rails
  • Webセキュリティ
    • KENRO
    • アウトプット会の実施
  • SQL
  • データベース設計
  • RSpec
  • CI
  • Docker
    • ずっと後回しにしていたので、しっかり勉強できてよかった
  • TDDBootCamp
  • 万葉カリキュラム
  • メンタルヘルス研修の一環で外部の人に協力してもらった
  • 社内の方からの講義
    • webセキュリティ講義
    • そーだい塾
    • igaigaさんによるRuby, Rails, テーブル設計講義
    • 金融教育講座
    • アジャイル研修
    • 質問力研修

研修に使用した参考書

私は配属や配属後に参加するプロジェクトも決まっていたことから、研修期間内に以下のようなことも行いました。

その他にも、雑談タイムやウェルカムランチ(話してみたい人とランチをする会)などを通して様々な人と交流する機会も多くありました。 このような研修期間中に社内の情報をキャッチアップできたため、研修から実務へもスムーズに移行することができました。

新卒研修を通して学び/感じたこと

学んだことを書こうと思うとほぼ全部書くことになってしまうので、今回は技術的なところ以外での学びや気づきを書きます。

エンジニア研修での学び

「新卒研修をやるにあたっての私の心構え」で記載した知見を増やす・幅広く体験してみるという目標を設定していました。 この目標についてサポーターの方と認識が揃っていたため、すごく動きやすかったです。また進捗に応じてスケジュール調整していただき、自分のペースでじっくり作業ができたため周辺知識を得ながら幅広く経験できたと思います。

またデータベースを含めたアプリケーションの開発は、データサイエンティストとして働く上でエンジニアとの関わりが重要になる部分だと感じました。それを自分で設計から考えたというのは今後エンジニアの方とのコミュニケーションを図る上でもいい経験になったのではないかと思います。

アクションを起こせ

とにかくやってみる、聞いてみる、手を上げてみるということを学びました(これが一番の学びかもしれない)。 この学びのきっかけをいくつか挙げてみます

  • 同期の行動力
  • アクションを起こした時にリアクションが多い
    • 新卒カードも追い風か?
  • アクションを起こした時に応援してくれる
  • アクションを起こした後、サッとサポートしてくれる

アクションを起こしやすい環境であり、アクションが推奨されていることを実感しました。ClassiのValueであるMake Happenはこういうことなのかなと学びました。

私自身も2ヶ月後面談で「良い意味で空気を読まない方がいい」ということを部長から言われて、少しずつアクションが起こせるようになってきているのかなと感じています。 具体的に私が起こしたアクション例は以下です。

  • 読んでおいた方がいいと言われた記事をまとめる
  • サービスを触ってみる会の企画
  • ペアプロのドライバーを名乗り出た
  • 依頼された分析タスクに手を上げた

この姿勢をこれからも続けて、よりアクションを起こせるように頑張っていきたいです!

Classiを触ってみる会を告知した時の社内のリアクション

サポートの仕方

サポーターの方に質問した時に、サポーターの方はすぐに答えを教えるのではなく、その人の力で解決できるようにサポートしていただきました。自分で解決する力も必要ですし、そういう仕方のサポートがいいな!と思いました。 具体的には以下のような方法でした。

  • この資料とか参考になるかも?
  • こうやって調べてみるとなんかいいかもよ
  • この辺りのドキュメントを探ると良さそう
  • 「なにが原因だと思う?」などの質問を通して状況を整理してもらう

これによって、どういうところがわからない時に何をどうやって調べると良さそうかを学ぶことができました。自分がサポートする時にはこのスキルを身につけたいです。

最後に

このブログをまとめている中で、あっという間の2ヶ月だったなと思うと同時にすごいたくさんのことに触れることができたいい機会だったなと感じました。 それも充実したカリキュラムを用意していただき、スケジュールを柔軟に調整して、手厚いサポートがあったおかげです。ありがとうござました!!!

この恩を配属後のチームで還元していきます!!新卒らしく色々動いて、スポンジのように吸収していきます!

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