Classi開発者ブログ

教育プラットフォーム「Classi」を開発・運営するClassi株式会社の開発者ブログです。

研修を終えて勉強になったこと

自己紹介

初めまして、エンジニアのmanhnguyen1998です。
2021年秋にベトナムからClassi株式会社に入社してから半年程新卒研修を受けました。
今回、研修で印象に残ったことについて振り返ります。

研修でやったこと

以下の内容の研修を受けました

日本語研修

仕事で最も重要なのはコミュニケーションです。意思伝達ができないと仕事もうまくできないと思います。そのため、研修で以下の内容を重視しました

日本文化の理解

  • 『クローズアップ日本事情15』という本を読みました。文化を学ぶことでコミュニケーションが取りやすくなると思います。また、文化を学んだ時は先生と一緒に相談し、説明能力も高められたと思いました

ビジネス知識

  • IT知識だけじゃなくて、ビジネスの知識も必要です
  • 色々な会社のリーダーのインタビュー記事を読んで日本の会社でどのようなことをやっているかを知り、考え方などを学びました

単語の学習

  • 仕事でよく使っている語彙がいっぱいあるので、毎日新しい語彙を勉強した方がいいと思います
  • esa、Slackで職場の語彙、表現を集め、これらがどのような場面で使われているのか学んだり、似ている語彙を探したりして学習しました

コミュニケーション以外の能力も高めたいと思いましたので、日本語能力試験(JLPT) N1レベルの学習もしました

  • 語彙
  • 文法
  • 模擬試験

Railsチュートリアル

ClassiのサービスはRailsを使っていますので、Railsチュートリアルで基本的な知識を勉強しました

  • Railsチュートリアルを進めました
    • 資料、動画を見ながらコーディングしました
  • 学んだ知識を言葉で説明するRailsチュートリアルトレーニングを受けました
    • YassLab社の安川さんのフィードバック会に参加しました
    • Railsチュートリアルやトレーニングの内容に関して理解を深めることができました。例えば、なぜRailsでStrongParameterを使うのかを聞いて、脆弱性を防ぐために使われていることを把握できて、自分の疑問も解消できました

PBL研修

  • チュートリアルの後、Railsチュートリアルのコードに機能追加するのを通じて、実際に自分で考えながら手を動かしてRailsのコードを書く練習をしました
    • Gitの使い方、Pull Requestの作り方を学びました
    • DB設計、Modelingを学びました
  • PBLの成果、学んだことは発表会を行って、プレゼンしました
    • 追加機能として成果があります。今回追加したのはリアクション機能です
      PBLでリアクション機能を作った

セキュリティ研修

  • ただコーディングするだけではなくて、セキュリティの脆弱性を防ぐ方法を学ぶことも大切なので、セキュリティ研修を受けました

Docker研修

  • Classiでは一部サービスがECS化されていることもあり、研修を受けました

フロントエンド研修

  • バックエンドと同じように、フロントエンドも大切で基本的な知識を勉強しました
    • HTML ・CSS・JavaScript・Angularの基本知識を学びました
    • 学んだ知識を生かしてフロントエンドコーディングをしました
  • フロントエンド研修が終わった後、発表会を行いました。プレゼンテーションしました
  • 今回、Angularを使ってFoodReviewのサイトを作りたいので、画面のレイアウトを変更しようと思いました
    FoodReviewのレイアウト

AWS研修

  • ClassiはAWSを使っていますので、そのサービスの使い方を勉強するのによい経験でした

OJT

  • 社内プロダクトのRails API実装タスクを担当しました
  • 実際に本番で使われているコードを通じて、手を動かし、どんな風に開発するかの流れを学びました
  • 長い時間だけど、いろいろなことを勉強できるし、卒業式で振り返ることができて嬉しかったです!

研修を通して学んだこと

目標は何か、そのために何をするべきかは大切

研修の目標は学習なので、タスクを達成、早く完了することではありません。タスクを早く完了できても、何も学習できなければ、その研修の目標は達成できません。そのため、早く完成させるのではなく、自分が何をどういった目的で学んでいるのかをずっと頭の中で考えながらタスクを進めました。例えば、コードを読んだ時、分からないところをちゃんと把握しメモを取っておくようにしました。時間はかかっていますが、メモした内容で、後で検索したり調べたりするようにして、疑問が解消できて勉強の目的が達成できました。今もこれからも、目標に基づいて計画を調整し、自分のやることを変更することは大切です。

目的は大事なこと

コミュニケーションも大切

ベトナム人として、言語も文化も、働き方や考え方も多少異なるところがあります。そのため、仕事の最中にミスをしたりわからないことが出てくることもあります。困ったらどうするべきか?このやり方が正しいのかをよく考えています。その時、コミュニケーションスキル、質問スキルはもっとも大切です。それらがあることでチームメンバーと情報共有することができるようになります。

コミュニケーションで基本的なことは

まとめるのも大切

研修で色々学びましたが、時間が経つと勉強した知識とやり方を忘れるかもしれません。だからこそ、何をやったか、何を学んだか、ちゃんとまとめて後で見返すのは良いと思います。esaを使ってメモをしていると、今後に役に立ちます。例えば、以前同じエラーを解決したことがあるものの、どうやったのかは忘れてしまったというときもあるでしょう。メモがあるとすぐに解決できると思います。また、自分も他の人もそのメモから学習し、問題が解決できるようになります。

どうやってメモするか

  • 具体的には、
    • esaで自己メモを書く
    • メモの書いた目的、問題、解決方法があると良いと思います
    • コード例、説明の画像があると分かりやすい
      esaにメモしたこと

最後に

入社してから半年程研修をやったおかげで、配属後もスムーズに業務に入ることができました。

例えば、チームでコミュニケーションができて作業の内容をちゃんと理解したり、RailsもAngularの知識もタスクをやる最中に活用できたりしました。まだ全部の研修で勉強した内容は使えていませんが、これから使う機会がありそうですし、そのときは役に立つと思います。

研修できたのは皆さんのおかげで、カリキュラムもサポートも受けて学習できました。 これからも良いプロダクトを作って貢献していきます!ありがとうございました!

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