Classi開発者ブログ

教育プラットフォーム「Classi」を開発・運営するClassi株式会社の開発者ブログです。

「技育祭2022秋」で登壇しました!〜年1登壇のススメ〜

この記事はClassi developers Advent Calendar 2022の5日目の記事です。

こんにちは!9月入社でプロダクト開発部でエンジニアをしています @kaori_choです! 今回、技育祭2022秋という学生向けテックカンファレンスで、パネリストとして登壇してきたのでその舞台裏についてお話します。 私としては人生初レベルの大きな舞台で、緊張もしたのですが大変貴重な経験となったので、これから「登壇」にチャレンジする方の参考になれば幸いです。

「技育祭2022秋」とセッション概要

技育祭は「技術者を育てる」ことを目的とした国内最大級の学生向けテックカンファレンスです。教育や育成といった事業に関わるエンジニアとしても、毎年陰ながら応援しておりました。年々参加者は増え、今年の参加者数はなんと3000人規模! そのうち3日目の2022/10/17のセッションにて、パネルディスカッション形式で、女性エンジニアならではの強みや課題、キャリア戦略についてお話しさせていただき、200名ほどの学生さんにご視聴いただきました。

talent.supporterz.jp

登壇のきっかけ

登壇のきっかけは、主催者の楓さんとの前職からのご縁でした。私は女性エンジニアとして2011年から育休産休を経て今まで働いてきた経験があるため、今回の「女性エンジニアのキャリア」をテーマにしたパネルディスカッションを実施するにあたり、ママエンジニア代表(!)としてお声がけいただきました。

ただ技育祭は前述の通り「国内最大級」のテックカンファレンスで、今回も過去最高に豪華なゲストの方が登壇されるのを知っていたため、登壇が決まった際には社内のtimesチャンネルでテンパり散らかしました。

ひどく混乱した様子

事前準備:社内で素振りをお願いする

「これは一人では無理だ事故る」と判断した私は、社内で素振りをお願いすることに。 すると、すぐに5名以上の女性エンジニア・人事の方が挙手スタンプを押してリアクションをしてくれました(嬉泣)

みんなやさしいし嬉しすぎる😭しかもレスが早い

いざ、当日!

この日は日曜日だったため、子ども達を両親に預け、家からオンライン登壇の準備をしていざ挑みました。オンライン登壇だったので、時間の間違いだけが怖くて、1時間くらい前から家の中でソワソワと歩き回っていました。

セッション開始後は、テーマに沿ってパネリストの方とざっくばらんにお話しをしながら、 チャット等でもリアルタイムでリアクションがもらえて、とても嬉しかったです!

また、今回の登壇で「会社のお知らせに掲載される」の実績も解除しました🎉

今回パネリストとして登壇した感想

社名を背負って登壇するからには、学生さんからの認知もしっかりもらって帰るぞ〜!という魂胆も実はあったのですが(笑)、終わってみれば何より「私が一番楽しかったな〜!」というのが一番の感想です。 今回のウェビナー形式だと、参加者の方の表情は見ることができないのですが、チャットのリアクションで「女子学生エンジニア」の方がたくさん参加していることを感じられたのも、とても嬉しかったです。

そして、副次的に嬉しかったのは、今回の登壇がきっかけで"チーム外"のエンジニアの方々とより親しくなれたことです!

そういえば、コロナ禍になってからは、他チームの女性(エンジニア)とばったりトイレであって、「最近どう〜」みたいなお話をする機会がなくなってしまいました。 素振りのオンライン会議で、意図せず「チーム外の人とのコラボ」する機会を作れたのはとても良い体験でした。

私が「年に1度は登壇」にチャレンジしている理由

本記事はアドベントカレンダーのエントリーなので、少し年末っぽいお話もさせてください。 12月ですのでみなさん今年を振り返ったり、来年の目標を立てたりしているでしょうか?

実は、私が登壇をおこなっている理由は2つあります。

  • 女性エンジニアの存在をアピールしたいから
  • 登壇者が一番勉強になる(得るものが多い)と知っているから

1つめの理由は今回の登壇テーマそのままでもありますが、女性エンジニアはまだまだ少ないので、もっと増えてほしいという思いから機会があれば手を挙げ飛び込むようにしています。私自身も女性が少ない中で、先輩の女性エンジニアの存在に励まされてきたので、IT業界のジェンダーギャップ解消に向けて少しでも力になれればと考えています。いずれは、私が表に出なくてもよいようになってほしいのですが(笑)まずは女性比率が3割越えるまでは、挑戦を続けてみようと考えています。

2つ目の理由は、実は登壇者の話を聞いている人ではなく「喋ってる人が一番勉強になっている」のですよね。これは登壇や発表をしたことがある方々は、きっと画面の前でうなずいてくださっているはず。学んだことを人に喋ることは、自分の中での理解も深めます。資料を準備しながら、実はよくわかっていない部分が見えてくることも多いです。すでにわかっていることでも、質問をもらうことで違う見方に気づけます。

今回の私の登壇は、パネルディスカッションなのでただ楽しかっただけですが…(苦笑)そういう「楽しかった、面白かった、うまく話せず悔しかった」という感情すらも、登壇をしなければ得られなかったものです。

年1登壇おすすめですよ!

10年ほど前の私が新卒当時は「年に1つ言語を学びましょう」とか言われたものですが、今もそうなんでしょうか?

年1言語習得も素敵ですが、私からは「年1登壇」をおすすめします!

まずは小さく試してみましょう。

  • 社内のエンジニアを数人集めたライトニングトークで喋ってみる
  • 社外のイベントで登壇者に「質問」してみる
  • 社外のイベントに「登壇者」で申し込みをしてみる

こんな感じで私自身も、小さく小さく積み重ねて挑戦してきました。コツは「まずはポチる」こと。ネタは申し込んでから考えましょう!大丈夫です! このアドベントカレンダーもそうですが、アウトプットすることを先に決めることで、インプットの質も量も変わってきます。 そして、この記事を最後まで読んでくださる勤勉な皆さんなら「意外とやったらできた」という経験にきっとなるはずです。 次はみなさんのお話しが聞きたいです。もし、この記事をきっかけに、今度登壇することにしました〜!という方がいらっしゃったら、ぜひ @kaori_cho にも教えてください!

最後までお読みいただきありがとうございます。

明日アドベントカレンダーは id:kiryuanzu さんの「Classiセキュリティ強化への道・後編~Hardening本戦へいざ出陣編~」です!楽しみですね♪

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